【木村の東洋医学ジカン♪】意外と知らない二十四節気

皆さん、こんにちは!
PLATINUMAROMA 近鉄八尾駅前店木村です(^_^)

●二十四節気とは

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、太陽の動きをもとに一年を24に分けた、昔からの季節の区切りのことです。
「立春」「夏至」「秋分」などもそのひとつで、季節の変化を細かく感じながら、衣食住や農作業の目安として使われてきました。

日本には四季がありますが、二十四節気を知ることで
現代の生活の中でも、自然と自分のリズムを合わせるヒントになります。ブログ画像
次に訪れる節気:「霜降(そうこう)」

2025年の霜降は、10月23日から11月6日ごろまでです。
文字どおり「霜が降りはじめるころ」という意味で、朝晩の冷え込みが強くなり、秋が終わりに近づいていく時期です。

空気が澄み、紅葉が深まり、夜には吐く息が白く見えるようになります。
自然は静けさを増し、冬を迎える準備を始めています。

この時期は、昼と夜の気温差が大きく、体も冷えやすくなります。
身体のバランスを保つために、少しずつ「冬支度」を意識していくことが大切です。

【霜降の過ごし方】

1 冷え対策をする

冷えが入りやすいのは、首・手首・足首の3か所です。
この部分を冷やさないようにストールや靴下などで温めましょう。
夜は湯船にゆっくり浸かり、足先まで温めて眠ると、翌朝の目覚めがぐっと変わります。

また、無理をして薄着で過ごすと、肩や腰の痛み、だるさなどが出やすくなります。
体を温めることが、一番の養生になります。

2 太陽のぬくもりを感じる

昼間の太陽はまだやさしい温かさがあります。
短い時間でも外に出て、太陽の光を浴びることで、体内時計が整い、心も前向きになります。
散歩の途中で風の冷たさや、木々の色づきを感じるのも立派な「養生」です。

3 食事で体を整える

この時期におすすめの食材は、さつまいも、れんこん、きのこ、にんじん、柿、りんごなど。
体を温めながら、うるおいを補う働きがあります。

冷たい飲み物を控え、温かいスープやお茶を中心に。
生姜やねぎを少し加えると、内側からもぽかぽかしてきます。

霜降は、秋と冬の間にある大切な節目です。
自然が静かに冬へ向かうように、私たちの身体や心も「ゆるやかに整える」時間を持つことが大切です。
季節の流れを感じながら、自分のペースで丁寧に過ごしてみてください(*^-^*)

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